
今現在IT業界でエンジニアとして働いている方、転職したことがありますか?
今どんどん日本では転職が当たり前になりつつあります。
特にエンジニアでは、その動きが顕著に出てきています。
海外のエンジニアは、ほとんどが転職を繰り返しています。
今後日本でも同じように転職をする人がほとんどになるでしょう。
その理由を解説していきます。
もちろん、転職をしないといけないというわけではありません。
給料を上げるため
エンジニアは一つの会社の中で給料が上がりにくい職業です。
基本的にその会社では同じような業務を行うため、評価や実績が難しくなるためです。
また、日本の評価システムは遅れていて、特に勤務態度が重視されています。
年功序列が今なお根強く残っていますので、その会社で長く在籍しないと給料がなかなか上がっていきません。
給料を手っ取り早くあげるのに、より高い給料の会社に転職することが一番早い手法です。
何年も同じ会社で働いて給料を上げるよりもはるかに早く上げることが出来ます。
また、人によっては給料がかなり上がるケースもあります。
今の会社で給料に不満があるなら、それより高い給料をもらえる会社を探しましょう。
常に新しいスキルを身に付けられるため
エンジニアにとっての財産はスキルです。
スキルが無いエンジニアでは、仕事をもらうことが出来ませんし実績もあげられません。
しかし、今スキルがある人でもそのままだとすぐに置いていかれる世界です。
常に最新のスキルを持っていないと、現状維持もままなりません。
同じ会社でもスキルを身につけられますが、会社の体質・業務内容的に学べることが減っていきます。
そのため転職をすることによって、スキルアップを常に行うことが出来ます。
もちろん個人の学ぶ意思が必要です。
転職したから新しいスキルを身につけることができる訳では無いということを覚えておきましょう。
会社によって学べることが変わるので、転職活動の際は十分注意しましょう。
新しく学びたい言語があるなら、それを学べる会社で働くとスキルアップすることが出来ます。
エンジニアの転職回数はマイナスでは無い
終身雇用がまだまだ根強い日本なので、転職回数が多い人は良く思われません。
ですが、それはIT業界以外です。
むしろプラスに捉えられるのがIT業界です。
それだけ多くの会社に求められる人材だと判断されるためです。
エンジニア大国のアメリカでも同様の流れです。
転職を繰り返すことによって待遇も良くなる傾向があります。
新しい会社に行くことによって新しい技術を習得することが出来ます。
多くの会社でスキルを身につけることによって、転職回数も当然増えていきます。
しかしそれは誇って良いことです。
これから日本も更にこの流れは加速していくでしょう。
人脈を広げるため
エンジニアにとって人脈は非常に重要な役割があります。
特に将来独立を考えている方は更に重要度が高くなります。
それは、仕事をもらうために人脈が必要だからです。
知り合いから企業を通さず直接案件をもらうこともあり、仕事の量に関係してきます。
直接企業と取引ができれば、より大きな利益をもらうことが出来ます。
フリーランスの最大のメリットはここです。
駆け出しのエンジニアは、スキルを身につけることと同時に人脈を広げることも意識すべきです。
より多くの会社に所属し、多くの人と接することが必要です。
人脈は将来財産になります。
スキルアップできる会社に所属することが大事
以上4点が、エンジニアが転職するべき理由です。
特にエンジニアは技術が一番必要なので、日々スキルアップすることを意識するべきです。
特に最新の技術を持っているエンジニアは多くの企業から必要とされます。
もちろん初心者でもエンジニアに転職することが出来ます。
しかし経験者はより多くの企業から求められます。
このように多くの企業から求められる人材になるためには、スキルアップを欠かすことは必要不可欠です。
それだけ高い技術者は価値が高いのです。
転職をすることによって多くの企業に属することができるので、多くのスキルが身につきます。
一つの会社で長く働くことも良いことです。
しかし取得できるスキルには限界があります。
そして仕事内容と給料が見合わなくなる現象が起こってしまいます。
不満が出るようになると仕事にも集中することが出来ません。
そうなる前に、新しい技術を学べ、より良い待遇の会社に転職しましょう。
転職回数が多いからといってマイナスな点はありません。
日本ではよく思われませんが、今後変わっていくでしょう。
恐れることは全く無いので安心してください。